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マニアックトリビア
鳥取空港では、2015年より鳥取県を代表する観光地「鳥取砂丘」と北栄町出身の漫画家・青山剛昌氏の人気作品「名探偵コナン」が持つ全国的な知名度を活かして、「鳥取砂丘コナン空港」の愛称が使用されています。鳥取砂丘コナン空港のメインビジュアルは、名探偵コナンのイラストとなっています。
1951年に誕生したJALは当初、他社から機体を借りて運航をスタートしました。その後、1952年に自主運航をスタートすると、翌1953年には4基のエンジンを備える大型プロペラ機であるDC-6Bを導入。そして、1054年2月2日、初の国際線定期輸送を東京・羽田=サンフランシスコ間で開始しました。ちなみに、DC-6Bでは同区間を一気に飛ぶことはできず、給油のため太平洋上のウェーキ島(ウェーク島)、ホノルルを経由しての運航でした。

東西に長く、数多くの島々で構成される日本にはバスや鉄道、フェリーなどさまざまな交通機関があります。一方で、東京や関東圏から陸路や海路によるアクセスだとちょっと大変だけど飛行機なら気軽に訪れることができるエリアもあります。近年では新たな観光スポットも注目を集める四国四県もそのひとつですが、羽田空港からは高松空港、高知空港、徳島空港、松山空港に向かう便が数多く運航されており、すべてを合わせると45往復が設定されています。

保安検査場の手荷物検査では手荷物や上着に加えて、靴を脱ぐことを求められるケースもあります。その靴としては、くるぶしを覆うブーツやバスケットシューズをはじめ、底の厚い靴、金属などの装飾が多い靴などはすべて検査の対象となります。これらの靴を履いている場合は、保安検査場で脱いでいただき、専用のトレーに入れて靴の検査を行います。
第2ターミナル5階屋上にある展望デッキは、右手に『星屑のステージ』、左手に『虹のオーロラのステージ』と命名されています。その星屑のステージには床一面に約4000個のLEDライトが配置されており、夜間にライトアップされ、デートスポットとしても人気が高いです。この展望デッキからは東京湾やスカイツリーなどが見え、屋根の付いているエリアもあるため、雨の日でも飛行機を見ることができます。

現在、北海道には定期旅客便が就航する空港が12あります。この内、羽田空港からの直行便が設定されている空港は玄関口である新千歳空港を除いても、函館・釧路・帯広・旭川・稚内・女満別・中標津・紋別の8空港。新千歳空港からの乗り継ぎで行ける空港は5空港なので、実は羽田から直行できる空港のほうが多いのです。

札幌・新千歳、大阪・伊丹、福岡、那覇の4空港は羽田発便が多く就航しています。このうち伊丹空港と福岡空港は市街地が近いためカーフュー(門限)、つまり時間帯により離着陸に制限が設けられており、伊丹は21時、福岡は22時を超えると離着陸ができません。新千歳と那覇は24時間運用可能となっていますが、周辺への配慮や需要、またターミナルビルの営業時間などの理由もあり、基本的に真夜中の運航はありません。とはいえ、夜遅くまで定期便が運航されており、羽田発・新千歳行きの最終便は21時30分発のエア・ドゥ43便、羽田発・那覇行きの最終便は21時05分発のANA1133便となっています(2024年2月時点)。

国土交通省の空港一覧には成田や中部国際などの『会社管理空港』、羽田や新千歳などの『国管理空港』、旭川や帯広などの『特定地方管理空港』のほか、地方自治体が管理する『地方管理空港』やその他の空港、共用空港などが掲載されており、その数は合計97空港。とはいえ、すべての空港に旅客機による定期便が就航しているわけではなく、北海道・礼文島の礼文空港や沖縄・慶良間諸島の慶良間空港のように空港機能を有しつつも休止中や定期便のない空港も少なくありません。一方で羽田空港からは北は稚内空港、南は石垣空港まで、48の空港との間に直行便が設定されています。(2024年5月時点)
50人乗りのターボプロップ機、ボンバルディアDHC-8-400カーゴコンビを運航する『琉球エアコミューター』。那覇空港を拠点に鹿児島県・与論島、沖縄県の北大東島、南大東島、久米島、宮古島、石垣島、そして日本最西端の島である与那国島に直行便を運航しています。これまで挙げた島を数えると7つですが、宮古島からさらに琉球エアコミューターに乗り継いで多良間島も訪れることができます。ということで、8つの島の8空港に訪れることが可能です。

世界の空港の面積ランキングは、第1位がサウジアラビアにあるキング・ファハド国際空港でその敷地面積は776km²(77,600ha)。滑走路は4000x60mが2本。ギネスブックにも「世界記録」として登録されています。第2位はアメリカのデンバー国際空港で135.71km²(13,571ha)。滑走路は6本です。第3位はこちらもアメリカのダラス・フォートワース国際空港で敷地面積は69.63km²(6,963ha)。滑走路が7本あり、これは世界最多です。
東京航空局は国内線の拠点空港である東京国際空港、国際線の拠点空港である成田国際空港を始めとする、新潟県・長野県・静岡県以東の1都1道16県の地域を管轄する地方支分部局として1967年に発足しました。西日本地域は大阪航空局が管轄しています。その東京航空局が2023年3月より、羽田空港第3ターミナルにて、「もっと知りたい羽田空港」という名称で情報コーナーを開設しました。ここでは「管制塔から見た1日」「快適で安全な空の旅を支える5万7千人」「羽田空港のこれから」といった情報が映像や音声で楽しむことができます。
名 称 : もっと知りたい羽田空港(英語名称 Much More about HANEDA!)
場 所 : 羽田空港第3ターミナル5階展望デッキ前スカイロード
開設時間 : 毎日7時から 22 時まで
利用料金 : 無料
羽田空港ではすっかりお馴染みとなった星のロゴマークを掲げるスカイマーク。羽田空港出発便で1番多く運航されているのは福岡便で、出発便は朝6時20分発のSKY001から20時出発のSKY027便まで13便、到着便は8時35分到着のSKY002便から22時45分到着のSKY026便まで13便、つまり1日あたり13往復の福岡便が設定されています。(2023年11月時点)

日本国内には97の空港があり、拠点空港が28カ所、地方管理空港が54カ所、その他の空港が7カ所、自衛隊との共用空港が8カ所です。そして空港のない都道府県は、京都府・奈良県・滋賀県・三重県・山梨県・神奈川県・群馬県・埼玉県の10府県となります。一方、空港が多い都道府県は、北海道の14カ所、沖縄県の13カ所、鹿児島県の8カ所、東京都の7カ所、長崎県の6カ所と続きます。
1日数百便もの定期便が行き交う羽田空港ですが、1日1往復だけが設定されるのは全部で5空港。北海道は稚内空港、中標津空港、紋別空港の3空港、この他に九州の奄美空港、沖縄の下地島空港も1日1往復となっています。この内、稚内空港と中標津空港、奄美空港、下地島空港は羽田空港以外の便も設定されていますが、紋別空港は羽田空港からのANA便が1日1往復するのみとなっています。
ANAの共同運航便は北海道を拠点とするAIRDO、九州を拠点とするソラシドエアのほか、スターフライヤーやアイベックスエアラインズ、オリエンタルエアブリッジ、天草エアライン、日本エアコミューターの7社が運航しています。なかでもAIRDOとソラシドエア、オリエンタルエアブリッジは全便がANAとの共同運航便となっています。

かつての羽田空港には住所表示がなく、地番のみ存在していました。しかし、1962年に制定された住居表示法により、1967年に羽田空港にも住所がつけられました。その際、空港の南北を走っていた「旧B滑走路」を境に、都心に近い西側を「1丁目」、東側を「2丁目」と定められました。その後、羽田空港は埋め立て、拡張工事があり、1993年に「3丁目」が誕生しました。現在でいうと、整備地域が羽田空港1丁目、第3ターミナル付近が羽田空港2丁目、第1・第2ターミナル~D滑走路が羽田空港3丁目となります。
羽田空港からディズニーランド・ディズニーシー行きのバスは本数が多く、基本的に10分おきにリムジンバスが来ます(第3ターミナル発のバスだけは1日4本)。所要時間は50分~60分ほど。金額は大人片道1,000円(税込)、小児片道500円(税込)です。ディズニーリゾート行きのバスの始発と最終時間は、第1ターミナルは7時50分と20時35分、第2ターミナルが7時45分と20時30分、第3ターミナルが7時35分と18時50分です。
現在JR蒲田駅と京急蒲田駅との間は徒歩やバスなどが移動手段だが、この2つの駅を結ぶ蒲蒲線ができれば、その間の移動だけでなく、東急多摩川線が京急空港線にも乗り入れることで羽田空港へのアクセスが大きく向上します。将来的には東急東横線や東京メトロ副都心線からの直通乗り入れも可能で、渋谷や新宿、埼玉県方面から羽田空港へのアクセスがよくなります。
羽田空港は1952年(昭和27年)米国から返還され、名称もそれまでの東京飛行場から「東京国際空港」に改められました。それに伴い、国際空港としての体制を整えることが急務となり、旅客ターミナルの建設、管理・運営する必要性から翌年の1953年7月に資本金1億5000万円をもって100%民間資本の日本空港ビルデングが設立されました。そしてすぐに旅客ターミナル建設計画に着手し、1955年5月に旅客ターミナル竣工開館しました。

東京都大田区の面積、その約4分の1を占める羽田空港。空港のある島部分の住所は羽田空港1丁目から3丁目となっており、同エリアには首都高速1号羽田線と湾岸線が通っています。この首都高速ですが、羽田空港へのアクセスのため複数の出入口があり、1号羽田線には『空港西出入口』、湾岸線には『空港中央出入口』、『湾岸環八出入口』の合計3ヶ所が設けられています。「あれ、1号羽田線に羽田出入口があるよね」という人もいらっしゃることでしょう。1966年に供用開始となった羽田出入口はもちろん、現在も健在。ただ、住所では羽田旭町、羽田1丁目、羽田4丁目、東糀谷3丁目の境界にあり、羽田空港のある島の外に位置しているのです。
年間5000万人以上(2022年)が利用する羽田空港。路線別の年間利用者数では札幌・新千歳線が1位で約665万人、つまり毎日2万人弱が利用している計算になります。2位は福岡線で約661 万人、3位は沖縄・那覇線で約500万人、4位は大阪・伊丹線で約400万人と続きます。ここまではビジネスや観光でも知られる都市ですから、想像のとおりだったという方も多いかもしれません。では、気になる5位はといえば④の鹿児島線で、2022年には約177万人が利用しています。現在では東京から新幹線でのアクセスも可能となった鹿児島線ですが、乗り換えが必要、かつ約7時間を要しますから、飛行機でのアクセスが優位ということなのでしょう。

自動車やオートバイにナンバープレートがあるように、航空機には『機体記号』という個別の記号がつけられています。機体記号は国籍記号と登録記号の組み合わせとなっており、JAL機もANA機も最初の2文字は国籍を表す『JA』となっています。では、問題の『N』はというと、アメリカ国籍の機体で、羽田空港でもお馴染みのアメリカン航空やデルタ航空、ユナイテッド航空の機体は『N』+数字、または『N』+数字+アルファベットの組み合わせとなっています。また、ナウル共和国の機体記号は『C2』、ニュージーランドの国籍記号は『ZK』または『ZL』、フランスの国籍記号は『F』です。

JALグループにはJALのほか、国内線LCCのスプリングジャパンや国際線LCCのZIPAIR Tokyo、さらに国内の地方路線を担う航空会社といった複数の航空会社が存在しています。このうち、JALと同じ白い機体に赤い鶴丸シンボルを掲げる航空会社は、北海道エアシステム、J-AIR、日本エアコミューター、日本トランスオーシャン航空、琉球エアコミューターの5社が存在しています。羽田空港には大阪を拠点に国内地方路線を運航するJ-AIR、沖縄を中心とする路線を担う日本トランスオーシャン航空の2社が就航しています。

IATA(国際航空運送協会)に加盟する航空会社は2レターコードと呼ばれる航空会社コードと呼ばれる記号を有しており、便名などに使用されています。ANAの2レターコードが『NH』ですが、これは前身である日本ヘリコプター輸送の頭文字に由来しています。さて、問題のNH13、NH15、NH17…、ですが、これは羽田発大阪・伊丹行きの便が使用している便名です。この他、羽田発新千歳行きは50〜80番台、羽田発福岡行きは200番台がおもに使用されています。時代や運航本数により、便名も変更されてきましたが、羽田=大阪・伊丹間の便名は長年にわたり使用されている、歴史ある便名としても知られています。
コロナ禍のため規模の縮小や神輿ではなく台車巡行で行っていましたが、2023年は4年ぶりに大神輿渡御が行われました。神輿の担ぎ手だけで3,000人、訪れる見物客は3万人を超すといわれる大変賑やかなお祭りです。羽田まつりならではのお神輿の担ぎ方は「ヨコタ」と呼ばれるもので、神輿の左側の担ぎ手がジャンプすると、右側はしゃがみ、神輿を左右に大きく揺らしながら渡御するというもの。これは大波を乗り越える漁船の姿を表しているという説もあります。
羽田空港は国内では珍しい24時間運用の国際空港です。そのため、深夜や早朝に到着・出発する国際線も数多く運航されています。また、利用者の利便性や運航機材のスケジュールから、深夜や早朝といった時間帯に羽田到着・出発のスケジュールを航空会社も少なくありません。2022年サッカー・ワールドカップの開催地となった、中東はカタールを拠点とする『カタール航空』も深夜帯に到着・出発するエアラインのひとつ。2023年の夏ダイヤでは、23時30分に羽田到着、1時00分に出発というスケジュールで運航しています。羽田空港を多くご利用いただいている方でも、目にする機会は少ないかもしれませんが、夜にお越しの際は展望デッキから機体を探してみてはいかがでしょうか。


羽田可動橋は1990年4月16日に使用開始されたものの、1998年4月に使用停止されました。それは1994年に開通した湾岸線により、この橋と並行している羽田トンネル付近の渋滞が解消されたため。1998年に可動橋は運用を停止から23年間、ほぼ使われていません。ただ、羽田トンネルの老朽化により、工事が必要なため、その期間にこの羽田可動橋が使用されるかもという話題が取り上げられています。

飛行中の機内から地上の景色を眺めるのが大好き!という方も少なくないハズ。写真の空港ですが、2つの滑走路が離れて配置される「オープンパラレル方式」ですが、この配置は国内だと成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、那覇空港のみとなっています(新千歳空港も隣接する千歳基地を含むとオープンパラレル方式)。4つの選択肢のうちオープンパラレル方式は①の関西国際空港と②の成田国際空港ですが、①は海上空港なので答えは②の成田国際空港です。
広い北海道には定期旅客便が就航している空港が12あります。まず①の道東・大空町にある女満別空港はJAL/ANA/AIRDO/peachが就航しています。座標を見ると北緯43度52分50秒に位置しています。②の稚内空港は道北に位置しており、ANAの羽田便と新千歳便が就航しています。座標は北緯45度24分16秒です。③紋別空港は羽田便の1日1往復のみが就航する空港で、座標は北緯44度18分15秒です。④の旭川空港はJAL/ANA/AIRDOが就航しており、羽田や大阪、中部国際との直行便が運航されています。そして座標は北緯43度40分15秒です。ということで、羽田からの直行便がある最も北に位置する空港は②の稚内空港です。ちなみに、日本最北端の空港は礼文空港ですが、現在は定期旅客便は就航していません。

日本空港ビルデング創立70周年を記念したテーマ曲「GLORIOUS 70」はデビュー35周年を迎えたB’zのギタリスト松本孝弘氏が書き下したオリジナル楽曲です。この楽曲は2023年8月4日~12月31日の間、羽田空港第1、第2ターミナル内のマーケットプレイスエリアにてBGMとして流れます。また、2023年7月12日にリリースされたB’zの最新シングル「STARS」を羽田空港第1、第2ターミナルの展望デッキのBGMとして使用されます。
東京空港交通のリムジンバスは、羽田空港から直行のバスを運行しています。その行先は東京都内だけでなく、神奈川県、千葉県、埼玉県の関東近郊から、北関東まで幅広いエリアを網羅しています。北関東では茨城県は日立・水戸エリア、栃木県は宇都宮・佐野エリア、群馬県は前橋・高崎エリアへのバスを運行。設問の伊勢崎・桐生・太田・大泉・館林エリアへの羽田空港発のバスは、羽田空港第3ターミナル、羽田空港第1ターミナル、羽田空港第2ターミナル、館林市役所、おうらバスターミナル、大泉町役場、バスターミナルおおた、太田駅南口、桐生駅南口に停車します。始発の第3ターミナルから終点の桐生駅南口までは3時間前後かかります。


世界中の国から多くの人々が訪れる羽田空港。決まった時間に礼拝が義務付けられている宗教もあるため、空港にはそうしたお客さまのための施設も必要です。羽田空港には第3ターミナルの3階、一般エリアに2部屋の礼拝室があります。また、2023年7月19日に再オープンした第2ターミナル国際線施設の3階一般エリア、2階出国後エリアにも祈祷室が設けられました。

2012年7月、東京モノレール株式会社に新キャラクターとして誕生し、公募により「モノルン」と命名されました。「姿を見た人は幸せになれる」といわれている、東京モノレール沿線にいる幸運の青い鳥。60cmくらいの男の子で、年齢は人間でいうと小学生くらい。好きなものは、飛行機とこうや豆腐で、特技は歌をうたうことと長い距離を歩くことです。
シュピタール門はローテンブルクの城壁のひとつで南部に位置します。完成したのは16世紀で、レオンハルト・ヴァイトマンが建築しました。この城門は、落とし格子、跳ね橋などを備え、町の門として強固な防壁の役割を果たしていました。
駐機する航空機やエプロン地区を明るく照らすエプロン照明。展望デッキからは分かりづらいのですが、その高さは約25メートル。道路の照明などに比べると、かなり高い位置に設置されています。そして、一基の照明灯柱には何台ものLED照明灯などが取り付けられています。点検や清掃をするときには、この灯火ユニットを地面近くまで降ろすことができるようになっているので、高いところに登って作業する必要はありません。また、エプロン照明灯は省エネ化の推進により、羽田空港では半数以上がLEDに置き換えられています。このLED化により、電球切れのようなトラブルはありませんが、LEDの寿命や故障に伴うランプ交換は今後も継続します。

2010年10月21日にオープンした第3ターミナルには、江戸の街並みを再現した区画をもつ4階の「江戸小路」、5階の「TOKYO POP TOWN」という2フロアに、物販と飲食、サービスなどの店舗が並びます。「江戸小路」は木で組んだ深い軒に、縦格子をはめ込んだ窓、通りには提灯が連なり、江戸の街並みを再現しています。このゾーンの環境演出を手がけたのは、京都の老舗数寄屋大工である中村外二工務店と建築家の岸和郎氏率いるK.ASSOCIATES/Architectsです。中村外二工務店は数寄屋などの伝統的な木造建築において、国内有数のつくり手として知られる工務店です。

羽田空港は日本で一番離発着が多い空港です。この離発着数を安全に実現するために、飛んでくる航空機には速度などのさまざまな条件があります。セスナ機などのプロペラ機はこの条件を満たすことができないので、現在は定期便としてプロペラ機は就航していません。ただし、コロナ禍で就航便数が少なかったときや、海上保安庁機などが緊急で飛来する場合など、条件を満たせばプロペラ機が離発着することもあります。
羽田空港第3ターミナルから直結している「天然温泉 泉天空の湯 羽田空港」は、ホテルヴィラフォンテーヌプレミア羽田空港12Fにある温浴施設です。和をテーマにした内装で、温泉は空港の地下からポンプで汲み上げ、泉質は塩化ナトリウム系の天然温泉。冷え症や皮膚乾燥症などに効果が期待できる弱アルカリ性です。女湯「富士見の湯」からは富士山が、男湯「銀翼の湯」からは飛行機が見晴らせ、空港ならではの景観が楽しめます。自家源泉を使用。体内に浸透しやすい高張性で、「泉天空の湯 羽田空港」は24時間営業。浴室は清掃のため10時〜13時の間利用できませんが、館内には富士山や空の景色を一望できる和定食中心のお食事処や、お休み処もあります。
『誘導路』とは航空機がエプロンと滑走路との間を移動するために設けられた通路のこと。4本の滑走路を有し、国内屈指の規模を誇る羽田空港は、多くの航空機が空港内を行き交い、分刻みで離発着しています。また、敷地面積も1,516haと広大で、誘導路の総延長は山手線1周(約34.5km)をはるかに超える、45.156kmにも及びます。この誘導路ですが、滑走路とエプロンを連絡する『取付誘導路』のほか、着陸した航空機が高速で滑走路から脱出できるように取り付けられる『高速脱出誘導路』などがあります。

1967年に初飛行、1968年から運用がスタートしたボーイングの単通路ジェット旅客機、737シリーズ。製造開始からじつに50年を超えるロングセラー機で、数度にわたる大規模なバージョンアップが行われています。現在は第4世代となる737MAXもデビューしていますが、第3世代のNG(ネクストジェネレーション)シリーズもまだまだ現役、国内でも幹線・地方路線を問わず活躍しています。さて、737NGシリーズには幾つかのバリエーションがありますが、現在、羽田ではJAL、ANA、スカイマーク、ソラシドエア、AIRDOの737NGシリーズが見られます。AIRDO以外はラインアップの主力である胴体延長型の737-800、AIRDOは標準型の737-700を運航しています。遠目にはあまり違いは感じられませんが、737-700の全長は33.6メートル、737-800は39.5メートルと6メートル(5.9メートル)ほど、胴体の長さが違います。また、細かく見ると、胴体中央部の非常口も-700は1つ、-800は2つと異なっています。

エミレーツ航空は、スポーツイベントの出場馬の空輸において世界をリードする航空会社です。2021年夏に開催された東京オリンピックでは馬術競技出場の馬の輸送を担当したのは、エミレーツ航空貨物部門のエミレーツスカイカーゴでした。東京で開催された国際競技大会の出場馬を輸送するため、7週間で合計16便を運航し、リエージュ(ベルギー)から東京まで316頭、東京からリエージュまで323頭の馬を輸送しました。


東京から南西方向に約2000キロに位置する沖縄県の石垣島。リゾートアイランドとして知られており、国内の主要空港からも直行便が運航されています。羽田からもJAL(JTA/日本トランスオーシャン航空)、ANAの直行便が就航するほか、那覇空港からはJTA、RAC(琉球エアコミューター)、ANA、ソラシドエアによる便が運航されています。現在の新石垣空港は2013年3月に移転を経て開業、2000メートルの滑走路を備えていますが、移転前の石垣空港は滑走路が1500メートルと短く、各社とも小型ジェット機やターボプロップ機での運航でした。現在、ANAはボーイング767や787といった中大型機による便も運航していますが、青い海を背景に離着陸する機体は美しく、なかなかの迫力ですよ。
羽田空港と東京都内間は定額運賃があります。江戸川区8,200円(9,700円)台東区・墨田区8,400円(9,900円)文京区8,600円(10,000円)千代田区6,900円(8,300円)新宿区8,300円(9,800円)渋谷区7,800円(9,200円)足立区10,200円(12,000円)葛飾区10,400円(12,300円)荒川区9,500円(11,200円)北区10,100円(11,900円)豊島区10,200円(12,100円)中野区9,100円(10,800円)杉並区9,900円(11,700円)世田谷区8,100円(9,600円)板橋区11,300円(13,400円)練馬区11,700円(13,800円)武蔵野市12,800円(15,200円)三鷹市12,200円(14,400円)また、神奈川県内およびその他地域でも一部のタクシー会社が定額タクシーを実施しています。詳細については、タクシー会社などにお問い合わせください。
※()金額は深夜早朝割増適応運賃


1992年に初飛行、1994年に就航したエアバスの双発ワイドボディ旅客機、A330。標準型のA330-300は300席から400席を配置できる中・大型クラスで、おもにアジアやヨーロッパの航空会社で活躍しています。また胴体を短縮したA330-200型や貨物機仕様のほか、軍用の空中給油機仕様なども生産されています。このような汎用性の高さに加えて、“これぞ中・大型の旅客機”という伸びやかなスタイル、整った顔つきもA330シリーズの特徴と言えるでしょう。一方、日本の航空会社での採用は少なく、2014年にスカイマークが導入しましたが、翌年には売却されています。現在の羽田空港では海外エアラインの機体が定期便で飛来しますが、レアキャラのひとつと言えるでしょう。
都心と羽田空港を結ぶ東京モノレールでは、「都心と空のかけはし列車」として、キキ&ララ モノレールを運行中です。その車両は2種類あります。2020年9月14日より運行している「キラキラスター編成」では、制服を着たキキ&ララが車体を彩り、1・6号車の運転台付近がフルラッピングエリアとなっています。2021年11月29日から運行している「トゥインクルツアー編成」は、四季折々のおでかけを楽しむキキ&ララが描かれています。1・2号車、5・6号車の連結部付近がフルラッピングエリアとなっています。さらに、東京モノレールの駅では「キキ&ララ モノレール」オリジナルグッズ発売中です。(2023年1月時点)
2020年3月に日本のパスポートのデザインが変更となり、外務省は新デザインとして、葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景」が採用されました。赤富士が描かれた「凱風快晴」や、荒波が印象的な「神奈川沖浪裏」は国外でも知名度が高く、特に「神奈川沖浪裏」は海外では通称“The Great Wave”と呼ばれ、人気を博しています。パスポートには「冨嶽三十六景」より10年旅券は24作品、5年旅券はそのうち16作品を選出され、見開きごとに1作品がプリントされており、全ページ異なるデザインとなっています。
アトランタ・ハーツフィールド空港は、470万人の座席を持つ世界で最も忙しい空港です。OAGが発表した2022年12月の「提供座席数で見る世界で最も忙しいグローバル空港」では、ドバイ空港が第2位、東京羽田空港は3位でした。
ランキング 空港コード 空港名 席数 前年同月順位
1 ATL アトランタ・ハーツフィールド空港 4,679,398 2
2 DXB ドバイ国際空港 4,624,009 3
3 HND 羽田空港 4,171,837 4
4 LHR ロンドン・ヒースロー空港 3,782,327 6
5 DFW ダラス・フォートワース空港 3,670,500 17
6 DEN デンバー国際空港 3,588,688 23
7 IST イスタンブール空港 3,577,323 19
8 DEL デリー空港 3,564,812 14
9 LAX ロサンゼルス空港 3,448,215 5
10 ORD シカゴ・オヘア国際空港 3,333,628 9

じつに1500ヘクタールを超える広大な敷地の羽田空港。旅客ターミナル以外にも貨物ターミナルや官公庁、また西側には羽田イノベーションシティなどもあり、多くの人が働いています。京浜急行バスではこうした施設などを巡る路線を運航しており、空港だけでなく周辺にも多くのバス停を設置しています。現在は、羽田空港第1ターミナル、羽田空港第2ターミナル、羽田空港第3ターミナルのほか、東京空港事務所前、西貨物、東貨物、空港警察署前、東新整備場、西新整備場、南新整備場、空港二丁目交差点、羽田空港二丁目、天空橋駅、空港入口、整備場があり、すべてを合わせると15ヶ所のバス停があります。

1979年にパイロット養成のための訓練空港として開港した下地島空港。かつては大手航空会社が訓練所を置くほか、1994年までは那覇線も運航されていました。一方で2014年には大手航空会社が撤退、官公庁や一部の航空会社が訓練に使用する程度となっていました。しかし、2015年は宮古島と橋で結ばれたことでリゾート地として注目を集め、2019年には新たな旅客ターミナル『みやこ下地島空港ターミナル』も開業しました。現在ではスカイマークが羽田=下地島線のほか、神戸=下地島線と那覇=下地島線を運航しています。

羽田空港のアプリの新機能である「マイフライト登録」では、通知を入れることで最新の運航情報にもとづいた搭乗までの案内が受けられます。たとえばフライト登録をすれば、フライトの運航状況、搭乗ゲート番号、最寄りの検査場案内から搭乗までの時間に加え、「羽田空港内の過ごし方提案」では、レストラン、カフェ、お土産店など、搭乗前後の時間をより快適に過ごす方法を提案します。また小さなお子さまがいる方はベイビー&キッズ情報も得られます。
【App Store】
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関東1都6県のうち、ジェット旅客機による旅客便が就航する空港があるのは『茨城空港(百里飛行場)』のある茨城県、『成田空港』のある千葉県、そして『羽田空港』がある東京都…、なのですが東京都には複数の空港が存在します。「羽田以外の空港?」と思われるかもしれませんが、調布飛行場、大島空港、三宅島空港、八丈島空港、新島空港、神津島空港を合わせると、東京都には7つの空港があるのです。そして、調布飛行場からは新中央航空が大島線、新島線、神津島線、三宅島線を乗客19人乗りのドルニエ228型機で運航しています。このドルニエ228はプロペラ機ですが、広い意味でのジェットエンジンであるターボプロップエンジンを搭載します。「調布は飛行場だし、引っ掛け問題じゃないの?」と言う方もいらっしゃるかもしれませんね。じつは、羽田空港からもANAがボーイング737-800型機で八丈島線を運航しています。つまり、羽田空港(東京都)=八丈島空港(東京都)が就航しているので、答えは①の存在する、なのです。
1911(明治44)年9月20日に、山田猪三郎が開発した山田式飛行船が、滞空時間1時間の東京上空一周飛行をしたのを記念して制定された「空の日」。羽田空港では1992年より多くの皆さまに航空に対するご理解と関心を高めていただくために、9月20日の「空の日」、9月20日~30日に「空の旬間」には毎年、羽田空港「空の日」フェスティバルを開催しています(2021年は新型コロナウィルスにより中止)。このフェスティバルでは格納庫見学、グランドハンドリング見学、羽田空港沖UnderJETクルーズ、入国審査官体験ツアー、タワー展望室見学、お天気教室、折り紙ヒコーキ教室、グッズ販売などの催し物やパフォーマンスが実施されます。
羽田空港の南側に位置するANAの整備工場。飛行機でお出掛けの際に、「機窓から大きな格納庫が見えた!」という方も多いと思います。羽田空港にはANAの格納庫が2棟並んでいますが、遠くからも大きいと感じる格納庫には中型・大型機が8機、小型機2機の合計10機がドックインできるとのこと。この格納庫では旅客機の安全運航を支えるために、多くの整備士たちが日々、機体の整備を行っています。また、『ANA Blue Hangar Tour』(webから要予約)として見学ツアーも開催しているので、飛行機ファンは必見ですよ!
最近、ニュースなどでも取り上げられる機会が増えた、SAFと呼ばれる航空燃料。SAFとは『Sustainable Aviation Fuel』の頭文字で、日本語にすると持続可能な航空燃料を意味しています。航空会社ではCO2排出量の削減をはじめ、さまざまな分野で環境負荷の低減に取り組んでいます。SAFは廃食用油や植物性脂肪、廃棄バイオマスなどから製造されるジェット燃料で、生産から使用までのライフサイクルにおけるCO2排出量が少ないことから、航空業界では地球温暖化対策への切り札として期待されています。現在はANA、JALによる実証実験も多く行われているほか、全日本空輸株式会社、日本航空株式会社、日揮ホールディングス、レインボーインターナショナルなど、国内20以上の企業により、国産SAFの商用化と普及・拡大を目指して有志団体『ACT FOR SKY』も活動しています。
首都圏には羽田と成田の2つの空港があり、いずれも国内線に限らず、世界各国の航空会社が就航しています。2022年11月現在、羽田は国内線、国際線ともフルサービスキャリア(FSC)が中心、成田は国内線、国際線ともFSCとローコストキャリア(LCC)の両方が就航しています。以前は羽田にもアジア圏からのLCC、そして日本のLCCであるPeachが就航していましたが、コロナ禍により運休となっていました。しかし、2022年10月30日にPeachの羽田=ソウル線、11月18日には羽田=台北(桃園)線が週7往復で運航を再開しました。いずれも日本人には人気旅行先ですから、旅好きなら要チェックですよ!

羽田神社の「航空安全御守」は、飛行機をよく利用する方やパイロット、客室乗客員が肌身離さず持ち歩けるよう、小さめのサイズが特徴。また、旅行安全を祈願するストラップタイプの「旅行安全守」もあります。こちらはスマホやカバンなどにつけて、旅行の無事を祈念しています。

2022年11月22日に開幕したサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会。このW杯のトロフィーが世界各地を回る「FIFAワールドカップトロフィーツアー」が2006年のドイツ大会からが開催されています。このツアーはW杯の公式スポンサーを務めている米コカ・コーラ社が主催。W杯のトロフィーは世界に一つしかなく、高さ36.8センチ、重さ6142グラム、18カラットの純金製。W杯の優勝経験者と国家元首しか触れられない決まりがあります。

PAX INTRANTIBVS SALVS EXEVNTIBVSを日本語に訳すと「訪れる人に安らぎを、去り行く人にしあわせを」となります。ドイツ、ローテンブルクのシュピタール門に刻まれる銘文として知られています。羽田空港ターミナルビルを運営する日本空港ビルグループはこの銘文をCS理念として、空港を利用されるお客さまに満足いただけるよう、サービス向上に取り組んでいます。第2ターミナル中央部の吹き抜け近くに刻まれているので、お越しの際に探してみてくださいね。
世界の民間航空会社約290社が加盟するIATA(国際航空運送協会)は、ACI(国際空港評議会)及びWWACG(世界規模のコーディネーターの協議会)と連携し、国際定期便の運航を確実・安定的なものとするため、就航空港における航空機の運航曜日、出発・到着の時刻を調整する際の世界共通のガイドラインを定めています。一番混雑度の高い空港である「レベル3空港」は52カ国2地域の198空港、日本では羽田空港をはじめ、成田空港、福岡空港、関西国際空港が指定されています。次に混雑度の高い空港の「レベル2空港」は48カ国2地域の152空港で、日本では新千歳空港と中部 国際空港セントレアが選ばれています。
時速数百キロで飛行する旅客機は夜間でもその存在や進行方向が分かるよう、さまざまなライトを装備しています。主翼の先端には航空灯(ナビゲーションライト)が備わっており、左舷側の主翼は赤、右舷側の主力は緑と決まっています。正面からこちらに向かってくる機体は左が緑、右が赤に見えますが、自分と同じ方向に向かっている機体であれば、左が赤、右が緑に見え、進行方向が分かります。ちなみに、これは船に備わる航海灯と同じ配置です。

プライベート空間を演出するゆとりのあるシート、日本の名店がプロデュースする機内食、空港ラウンジの利用など、贅を尽くしたサービスが提供されるJALの国内線ファーストクラス。これまでは羽田=伊丹、羽田=新千歳、羽田=福岡など、6路線で提供されてきましたが、2022年10月30日からは新たに羽田=広島線、羽田=鹿児島線にも導入されました。2023年3月25日までは、羽田=広島線では羽田発の1日5便/広島発の1日4便、羽田鹿児島線では羽田発の1日4便/鹿児島発の1日3便がファーストクラス仕様の機材で運航される予定です。

JALでは国内線、国際線を合わせると小型機から大型機までさまざまな機種を運航しています。中大型機としてはボーイング777-300ER、777-200ER、787-9、787-8,767-300ER、エアバスA350が挙げられます。では、設問にあげた各機種の座席数はというと、①の777-300ER国際線仕様は244席 ②の777-200ER国際線仕様は312席、③の787-8国内線仕様は291席 ④のエアバスA350-900は369席/391席で、④が最大の座席数を有しています。

2002年8月1日に羽田=宮崎線で運航を開始、今年就航20周年を迎えた『九州・沖縄の翼』ソラシドエア。運航開始時は「スカイネットアジア航空」という会社名・ブランド名でした。その後、羽田=長崎線、羽田=鹿児島線、宮崎=沖縄線など開設、路線網を拡大しました。そして、2011年にはブランド名として『Solaseed
Air(ソラシドエア)』を導入、2015年には会社名も株式会社ソラシドエアに変更しました。2022年10月には北海道の翼『AIRDO』と共同持株会社である『リージョナルプラスウイングス』を設立、ソラシドエア、AIRDOとも傘下に収まりましたが、両社のブランド名や事業免許は継承、地域に密着したエアラインとして運航を継続します。


1976年から2003年まで、定期国際便で運航された超音速旅客機『コンコルド』。試作機を含め、20機が生産されイギリスのブリティッシュ・エアウェイズとフランスのエールフランスが運航しました。シンガポール航空では1970年代末にブリティッシュ・エアウェイズとの共同運航を行っており、機体の左舷側がシンガポール航空塗装、右舷側はブリティッシュ・エアウェイズ塗装という機体も運航されました。しかし、採算や騒音などの問題もあり、程なく運航終了となりました。

羽田空港ターミナルでは第1ターミナル(1F/到着ロビー前)に、「第1タクシー乗り場」(乗り場番号1・2)、「第2タクシー乗り場」(乗り場番号17・18)の2カ所、第2ターミナル(1F/到着ロビー前)に「第3タクシー乗り場」(乗り場番号2・3)、「第4タクシー乗り場」の2カ所、第3ターミナルに「第5優良タクシー乗り場」(乗り場番号21・22)の1カ所と合計5カ所のタクシー乗り場があります。優良タクシー乗り場は「WELCOME ABOARDステッカー貼付車両」だけが入構できる乗り場で、「指差し外国語シート」を携行しており、各事業者及び団体等で実施されている「おもてなし」についての講習受講や「外国人旅客英語接遇研修」、ドア・トランクサービスの励行などの接遇に関する講習の受講者が乗務する車両となっています。
大田区は1947年3月15日に、当時の「大森区」と「蒲田区」が合併し誕生しました。その際、両方の一字ずつを取って「大田区」と命名されました。大田区の湾岸地区は、戦前の1939年から埋め立てが進められた人工島部分で、平和島、京浜島、昭和島、城南島、空港、東海地域が該当し、この埋立地面積は約20平方キロメートルに及び、大田区の面積の約4分の1に相当します。
羽田空港の沖合約5kmに作られた直径約200m、深さ75mの「川崎人工島」があり、高さ90mと75mの大小2つの塔がそびえています。これは神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ、東京湾アクアラインの地下トンネル内部の空気を排気したり、外から空気を送気したりするための施設。塔のデザインは、画家である平山郁夫氏と東京芸大学長であった澄川喜一氏が中心になって決めました。塔の外壁の青と白のストライプは、船舶からの視認性を高めるためのようです。

2022年8月1日に就航20周年を迎えた九州・沖縄の翼「ソラシドエア」。2002年当時はスカイネットアジア航空という社名で、羽田=宮崎線の1路線で運航を開始しました。その後、2003年には羽田=熊本線、2005年には羽田=長崎線と路線を拡大しました。そして、2011年には「Solaseed Air」ブランドを導入、2015年には社名も株式会社ソラシドエアに改めています。そして、運航路線も順調に拡大を続け、現在羽田からは宮崎、熊本、長崎、鹿児島、大分、沖縄に就航、この他、中部国際空港や神戸、沖縄発着の路線を合わせると計14路線を運航しています。

羽田空港に定期便として就航する機体のうち、最も大きいのはルフトハンザドイツ航空のフランクフルト=羽田線で使用するボーイング747-8。最も小さいのはJALの地方路線で使用するエンブラエルE190(E-Jet)です。現代の一般的な旅客機は機体に『主脚(メインギア)』、『前脚(ノーズギア)』と呼ばれるタイヤが装着された脚が備わります。機体の重量はほぼ主脚が支えますが、747-8の最大離陸重量はなんと447,700kg(約447トン)という重量のため、メインギアは胴体側(ボディギア)に2本、主翼付近(ウイングギア)に2本の合計4本あり、1本あたり4つのタイヤが備わります。つまり4×4の16本と、バランスを支える1本の前脚に装着される2つタイヤを合わせて、18本のタイヤが備わります。一方、エンブラエルE-jet(E190)の最大離陸重量は51,800kg(約52トン)と、軽量ではありますが乗用車30台ほどの重量があります。そして、エンブラエルE190は2本の主脚に各々2本のタイヤが備わり、前脚にも2本のタイヤが備わるので、タイヤは合計6本です。従って18本+6本で24本となります。

東京モノレールの羽田空港第2ターミナル駅、第1ターミナル駅からの最終電車は浜松町駅に着くのが24時7分。京急電鉄の羽田空港駅からの最終電車は24時10分発ですが、京急蒲田駅止まりで24時21分着。品川駅までの最終電車は23時59分発で、品川駅には24時22分着となります。
『TOKYOエアポート〜東京空港管制保安部〜』は地上波の連続ドラマとしては初めて航空管制官をテーマにして作品。東京国際空港管制保安部の新人管制官・篠田香織を演じたのは深田恭子さん。そのほか、主幹管制官役には時任三郎さん、主任管制官・訓練監督者役には瀬戸朝香さんが出演していました。

この個室型ワークボックスは名称を「STATIONBOOTH H¹TBOX」といい、羽田空港第1ターミナル出発ゲートエリア内に設置されました。個室型ワークボックスはデスクやWi-Fi、電源を完備した遮音性に優れた完全個室のため、リモートワークやWEB 会議等、飛行機の搭乗までの待ち時間を有効活用できます。営業時間は7時~21時30分。料金は15分275 円(税込)。予約優先。

国際民間航空条約では入国手続は「すべての乗客の降機から入国までの通関の通常手続にかかる時間を計45分とする目標を設けなければならない」とされています。そのため、搭乗口からの移動、検疫、税関検査に必要と見込まれる時間を除いた「20分」が入国審査手続に要する時間としています。従来では一斉に降りた旅行客が入国審査ブール前に列をなしていました。その審査待ち時間を利用して、個人識別情報(指紋及び顔画像)を取得するため、バイオカートを導入しました。これにより入国審査官による審査時間は1人当たり約75秒から約52秒と、約3割の審査時間短縮に効果があったそうです。
FAIBは運航調整、発着調整、空港使用に係る支援、ランプインスペクション(外国航空機の立入検査)などを行っていますが、航空法第134条の3の規定されている一定の空域においての飛行行為に対しての許認可業務も行っています。その飛行については、ドローンを飛行させる行為、空港以外での離着陸、低空飛行、花火の打ち上げ、パラグライダーの飛行などがあげられます。バルーンリリースに関しても、空港に隣接している場所など飛行禁止区域で行う際には許認可申請の必要がある場合もあります。
「THE HANEDA HOUSE」のセカンドパティオは、テーブルと椅子があり、本を読んだりスマホをいじったりして利用できるスペースですが、そこにいるのがペンギンのオブジェ、その名は「penpen君」です。このペンギンはキャリーバックをひいており、ここを利用するみなさまと同じように、どうやら旅の途中のようです。

ポケットチェンジに対応している通貨は、日本円、米ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン、台湾ドル、シンガポールドル、香港ドル、タイバーツ、べトナムドンの10通貨。羽田空港には第1ターミナル1階到着ロビー南側、第2ターミナル1階到着ロビー南側、第3ターミナル到着ロビー2階の3カ所に設置されています。

羽田空港の第1、第2ターミナルから見ることができる羽田スカイアーチは、赤色が印象的で空港のランドマークとして親しまれています。羽田スカイアーチは斜張橋で、赤い部分は橋ではなく橋梁部分。そこから伸びるケーブルで吊られているのです。アーチの高さは44.5メートル、アーチのスパンは160メートルもあります。

壁や障害物のあるコースで技やタイムを競う体操の種目の一つパルクールは1990年代にフランスで生まれ、世界に広がった新しいスポーツカルチャーです。2028年夏季ロサンゼルス五輪での新種目候補となるなど、今、若い世代を中心に人気沸騰中のスポーツ。その第2回パルクール日本選手権が2021年12月19日(日) 羽田空港第2ターミナル国際線施設にて開催されました。
(画像:©️JGA)

羽田空港の定時出発率は95.55%(運航便数15万4158便、運航路線数84路線)でした。この定時出発率の世界一は、空港だけでなく、航空会社はもちろんのこと、乗客の協力があってこそ、達成できたものです。出発保安検査場を出発15分前に通過し、スムーズに搭乗することができれば、定時出発ができる、いわば日本の国民性によるものと考えられます。それを裏付けるように、この空港別定時出発率ランキングはグローバル空港、大規模空港、中規模空港、小規模空港の4つのカテゴリーに分類されていますが、中規模空港部門では関西国際空港が、大規模空港部門では伊丹空港がそれぞれ世界1位を獲得しました。

羽田空港建設以前は漁師町だった羽田一帯。19世紀初頭に洪水から近隣一帯を守るために穴守稲荷神社が建立されました。羽田―品川間を結ぶ京急は、この神社の参拝用電車として誕生したといわれています。駅名にもなっている「大鳥居」はこの穴守稲荷神社のもので、1999年の羽田空港新滑走路整備時に現在の場所に移されました。その穴守稲荷神社では、家運繁栄あるいは清めの御砂として撒くと人の心を和め、祓いて導きのある徳、即ち神福が授かり商売繁盛、家庭安全、心の願いがかなえられる「招福砂」があります。砂とともに小さな茶封筒が用意されていて、参詣者は「招福砂」をいただけるようになっています。

離陸と着陸を合わせると1日あたり1000便を超える旅客機が行き交う羽田空港。現在は4本の滑走路を「風向き」や「時間帯」、「出発・到着」に合わせて運用していまます。また、羽田空港は最新の気象レーダーや計器着陸装置を備えており、安全な運航を実現しています。もちろん、滑走路も大型機の離着陸が可能な長さを備えていますが、4本ある滑走路のうち最も長いのが第2ターミナルの正面に位置するC滑走路で、全長は3360メートル、幅は60メートルという大きさです。ちなみに面積では20万1600平方メートルとなり、サッカーフィールドに換算すると約30面にも相当します。

モノレール浜松町―羽田空港第2ターミナル間の営業キロ17.8kmを走行する東京モノレール。普通列車では約23分、空港直行列車である「空港快速」では約18分で結んでいます。東京モノレール羽田空港線は、1964年10月の東京オリンピック開催による都心へのアクセスの改善を目的として建設され、同年9月17日に浜松町駅-羽田駅間を途中停車駅なしの直通運行で開業しました。その後、羽田整備場駅(現・整備場駅)、新平和島駅、昭和島駅などが開業され、1998(平成10)年11月に京急空港線羽田空港駅開業により羽田駅を天空橋駅に改称。さらに2004(平成16)年12月に羽田空港第2ターミナルビルの供用開始に伴い、現在のモノレール浜松町―羽田空港第2ターミナルに延伸開通しました。

“リムジンバス”の愛称でもお馴染みの東京空港交通は、羽田空港や成田空港と主要ターミナル駅を結ぶ路線バスのほか、ランプバスの運行も行っています。ランプバスでは1度に多くの利用者を運ぶ必要性があり、空港内は道路交通法が適応されないため、通常の路線バスをベースに車体を大型化しています。例えば、一般的な路線バスは全長約11.4メートル、全幅約2.5メートル、定員約80名ですが、東京空港交通の大型ランプバスは全長約12.5メートル、全幅約3メートルとひと回り大きく、定員も101名となっています。また、荷物があっても乗り降りしやすいよう、ドアも大きくなっています。また、飛行機に接近するため、翼やエンジンに接触しないよう、助手席側には車両上部が見えるミラーも装備されています。


この青い牛を近くで見ると、体一面に星空が描かれ、流れ星や木々も見られます。作者である千住博さんは東京、京都、ニューヨークを拠点として精力的に制作活動を続け、ヴェネツィアビエンナーレ絵画部門で東洋人として初めて名誉賞を受賞、いま世界で最も注目されている芸術家です。羽田空港内には千住博さんの作品が多く展示されており、第2ターミナル1階「朝の湖畔」「夜の湖畔」、3階に「風の渓谷」、5階に「銀河 GALAXY」、第3ターミナル2階「ウォーターシュライン」「往く雲」を見ることができます。

羽田空港の周囲は海老取川、多摩川、海に囲まれており、島となっています。海老取川には羽田空港につながる4つの橋がかかっています。上流から環八通りにかかる穴守橋、稲荷橋、天空橋、そして多摩川と合流するところにかかる弁天橋です。多摩川にかかる新しい「多摩川スカイブリッジ」は、橋の長さが約675m、橋の幅17.3m(車道7.5m、歩道と自転車道左右ともに4.9m)。開通前は対岸まで電車とバスで1時間、自動車で20分程度かかっていたものが、この橋の完成により車では3分、徒歩でも10分余りで行き来できるようになりました。ちなみに正解の夫婦橋は京急蒲田付近にある実在する橋です。

日本全国至る所に出現するゴジラですが、1995(平成7)年12月9日に公開されたゴジラシリーズの第22作『ゴジラvsデストロイア』では、クライマックスシーンは羽田空港の滑走路が舞台になっています。特撮映画において羽田空港が舞台になっているものは意外と多く、代表的なものでも、1958(昭和33)年公開の『大怪獣バラン』、1965年(昭和40年)公開の『大怪獣ガメラ』、1966(昭和41)年公開の『フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ』などがあります。
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発売・販売元:東宝 ©1995 TOHO CO.,LTD.

羽田空港があるのは東京都大田区羽田空港。この空港一帯は江戸時代後期に干拓してできた土地をさらに埋め立て、拡張してきました。この大田区羽田空港1丁目から3丁目を合わせると大田区のおよそ1/3(1516ha)を占めており、渋谷区(1511ha)と同じぐらいの広さです。現在、東京モノレールと京急電鉄が乗り入れており、モノレールが「整備場」「天空橋」「羽田空港第3ターミナル」「新整備場」「羽田空港第1ターミナル」「羽田空港第2ターミナル」の6駅、京急は「天空橋」「羽田空港第3ターミナル」「羽田空港第1・第2ターミナル」の3駅があります。

羽田空港からは蒲田や大森といった近くの街に向かう路線バス、新宿や横浜に向かう空港路線バスなど、たくさんのバスが運行されています。その中にはちょっと遠くに向かう高速バスもありますが、その中にはなんと遠く、宮城県の仙台駅に向かうバスもあります。運航しているのはジェイアールバスバス東北で、1日2本で所要時間は6時間30分。朝7時30分発と午後13時50分発が設定されています。

⇒空71空港貨物循環 空72貨物新整備地区循環
羽田空港では多くの人が働いています。その職場はターミナルビルだけでなく、ちょっと離れた貨物地区や整備地区で働く人も少なくありません。そこで大田区羽田空港内だけを走る循環バスが走っています。運行しているのは京浜急行バスで、「空71」系統が貨物地区をまわる空港貨物循環、「空72」系統が貨物地区をまわる貨物・新整備地区循環として、朝6時台から夜9時台まで走っています。ただし、土日は整備地区には行かないのでご注意を。

大型機180、中型機35、小型機26(2021/10現在)
お客さまの乗降や荷物の積み下ろし、整備などで駐機する区域をエプロンと言います。そのエプロン内ならどこにでも航空機を駐機していいかといえば、大きさや用途によって場所がしっかり決まっており、その駐機スペースをスポットと言い、単位はバースと呼ばれます。大きな旅客機からプライベートジェットまで、たくさんの飛行機が利用する羽田空港には241機分のバースが確保されています。

風向きや行き先に合せて使用する滑走路。羽田空港にはAからDまで4本の滑走路があります。その長さは、第1ターミナル前のA滑走路が3000メートル、第1・第3ターミナル北のB滑走路が2500メートル、第2ターミナル前のC滑走路が3360メートル、東京湾側に見えるD滑走路が2500メートルで、合計すると11360メートルになります。山手線の新宿駅から品川駅まで(約10600メートル)よりちょっと長い距離になります。

海外からも多くのお客さまが訪れる機会の多い羽田空港では、到着時や出発時のエスコートサービスを行っています。このエスコートサービスはご指定の場所までお出迎え・お見送り、チェックイン手続きのサポート、保安検査場や出国審査場・搭乗ゲートへの案内を、羽田空港を熟知したコンシェルジュが行います。ちなみに基本料金はお客さま1名に対してスタッフ1名で基本料金は5万5000円。お客さま追加1名ごとに1万1000円となっています。もちろん日本の方も利用できますから、リッチな気分を味わってみては?
